Medical & Healthcare Innovation ReAlizing CircLE

Open Well-being Innovationの
実現を目指して

大量生産・大量消費型の社会から、様々な社会の単位における多様な幸せのカタチを実現していく社会に向けて大きなパラダイムの転換がはじまっています。

MIRACLE (Medical & Healthcare Innovation ReAlizing CircLE) の活動では、サイエンスに基づく「Open Well-being Innovation」を推進し、一人ひとりの、社会、そして地球全体のWell-beingの実現を目的とした新たな価値創造のサイクル、エコシステムを、既存の枠組みを超えて共創していきます。

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MIRACLEについて

MIRACLEは、大阪大学 名誉教授 澤 芳樹先生を発起人とし、 SUNDRED株式会社が代表法人を務めるWell-beingな社会の実現に向けたオープンな活動(サークル)です。共感でつながる専門家・実践者達(インタープレナー)のネットワークを通じて、医療・ヘルスケアの未来像、21世紀型社会を構想し、医療・ヘルスケアを中心としたイノベーション エコシステムの共創・社会実装を推進するとともに、サイエンスにもとづくオープンイノベーションを加速し、一人ひとりの、社会のWell-beingの実現を推進していきます。

20世紀型の大量生産・大量消費型の社会から、様々な社会の単位における多様な幸せ(Well-being)のカタチを実現していく社会に向けた転換を実現していくためには、既存の枠組みを超えた対話・知識創造・共創が求められています。そしてその道標となるものは、人・社会・地球に関するサイエンス。異分野・多職種の専門家・実践者達が、互いの知識・ネットワークを活用し、サイエンスにもとづいたWell-beingの実現に向けて対話を行い、新たな知識を創造し、新しい価値・仕組みを共創・社会実装していく。

「Open Well-being Innovation」のためのオープンなサークル活動、MIRACLE(Medical & Healthcare Innovation ReAlizing CircLE)へようこそ。

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メッセージ

つなぐ つなげる つないでいく

心臓外科医として医療の現場で命を救う仕事に長く携わってきましたが、それと同時に将来多くの人を救うことになるであろう研究・技術シーズのインキュベーション、そのための産官学連携の仕組みづくりに取り組んできました。そこで実感していたのが、優れたシーズを事業化・産業化し社会に一早く実装していくためには、新しいイノベーションのモデルが求められているということです。

Well-beingの実現、すなわち、人が「より良く」生き、「より良い」いのちの循環を実現していくことこそが目的となる新しい時代。様々な社会の単位において、これまでの枠を超えて専門家・実践者・生活者が対話を行い、「より良い」未来のイメージを共有し、新たなアイデアや技術を活用し、知識を創造し、新しい「つながり」をつくってそれを実現していく。そんな新しい価値創造の仕組みを社会に実装していくことができたら、優れた研究・技術の活用のみならず、科学の発展、そして私たち一人ひとりの、いのち輝く幸せな未来の実現に近づいていけるのではないかと考え、MIRACLEの構想をスタートしました。

MIRACLE(Medical & Healthcare Innovation ReAlizng CircLE) は、想いを共有する専門家・実践者が集う、つながりの場(サークル)です。オープンなつながり、対話を通じて、世の中にあるリソース / アセットを適切な形につなぎ合わせ、新しい価値を共創していきたいと思います。未来を共創していくためのサークル、MIRACLEの活動に是非ご参加下さい。

MIRACLEの主なメンバー

澤 芳樹

MIRACLE 発起人代表

大阪大学 名誉教授、大学院 医学系研究科 特任教授
社会医療法人 警和会 理事長、大阪警察病院 病院長
日本学術会議会員、日本医学会幹事、一般社団法人 大阪府医師会 副会長
一般財団法人 未来医療推進機構 理事長
一般社団法人 臨床医工情報学コンソーシアム関西 代表理事
一般社団法人 日本再生医療学会 前理事長
一般社団法人 inochi 未来プロジェクト 理事長
一般社団法人 健康医療クロスイノベーションラボ 理事長

石黒 浩

大阪大学 大学院 基礎工学研究科 教授(栄誉教授)
大阪大学 先導的学際研究機構 共生知能研究センター センター長
株式会社 国際電気通信基礎技術研究所 石黒浩特別研究所 客員所長
AVITA株式会社 代表取締役 CEO

鈴木 寛

東京大学 公共政策大学院 教授
慶応義塾大学 総合政策学部 特任教授

中島 さち子

音楽家・数学研究者・STEAM 教育者
株式会社steAm 代表取締役
大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー
内閣府STEM Girls Ambassador
東京理科大学 数学体験館 副館長
国際数学オリンピック金メダリスト

坂田 恒昭

大阪大学 共創機構特任教授
近畿バイオインダストリー振興会議 理事長
バイオコミュニティ関西 副委員長 兼 統括コーディネーター
大阪商工会議所 ライフサイエンス振興委員会 副委員長
全国バイオコミュニティ連絡会 会長

満倉 靖恵

慶応義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 教授 博士(工学)博士(医学)

八木 雅和

大阪大学 大学院 医学系研究科 未来医療学寄附講座 寄附講座准教授
ジャパンバイオデザイン プログラムダイレクター

寺本 将行

カリフォルニア大学 サンフランシスコ校 疫学/生物統計学部
一般社団法人inochi 未来プロジェクト 理事

南部 真希也

株式会社 パソナグループ 取締役 常務執行役員 国際業務本部 本部長 兼 経営企画本部 副本部長 兼 淡路未来構想 本部長

其道 忠久

株式会社 電通 関西支社 ソリューション・デザイン局 シニア・ディレクター
一般社団法人 inochi 未来プロジェクト 事務局
大阪大学 大学院 医学系研究科 招へい教員

井上 祥

株式会社メディカルノート代表取締役・共同創業者/医師・医学博士
横浜市立大学医学部 非常勤講師,千葉大学 客員研究員
日本医療機能評価機構 EBM普及推進事業 運営委員,横浜医学総合振興財団 理事

高﨑 洋介

岡山大学 研究推進機構教授(特任)/ケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネススクール Associate
一般社団法人持続可能社会推進機構 理事長/Decades Inc. 代表社員・CEO
株式会社nonat 取締役・創業者・CSO・CTO/医師・医学博士・社会医学系指導医・専門医

浦中 麻由良

日本生命保険相互会社 大阪・関西万博推進部 専門部長 兼 ヘルスケア事業部 専門部長

谷口 丹彦

阪急阪神不動産株式会社 取締役 開発事業本部 副本部長(都市マネジメント事業・うめきた事業担当 )うめきた事業部長

島 良一

三井住友海上火災保険株式会社 関西企業営業第三部 課長、 大阪・関西プロジェクトチーム

留目 真伸

MIRACLE 代表法人

SUNDRED 株式会社 代表取締役 CEO
元・レノボ ジャパン、NECパーソナルコンピュータ 代表取締役

宮川 潤

SUNDRED 株式会社 取締役 CFO 兼 GM West Region & MIRACLE

深田 昌則

SUNDRED 株式会社 EVP, CVO (Chief Visionary Officer) / CKO(Chief Knowledge Officer)
カーマインワークス 合同会社 代表

吉田 美里

SUNDRED 株式会社 PMO
一般社団法人 健康医療クロスイノベーションラボ 事務局長
大阪大学 大学院 医学系研究科 保健学専攻 特任研究員

Open Well-being Innovation
による新産業創出

1
サイエンスに基づく
Well-beingの探求
  • サイエンスの探求
  • つながりの理解、新たなつながりの構築
  • こころ、からだ、きずなの健康(人・社会)
  • いのちの充実・循環(生態系)
2
新しい時代に求められる
イノベーションモデルの
開発・実装
  • 目的の共創から始まるオープンイノベーション(Open Innovation 2.0)
  • 全員参加型、インタープレナーシップ
  • 対話による目的、エコシステム仮説の共創
  • エコシステムのトリガーとなるシーズの探索・インキュベーション
3
仮説共創・プロトタイプ
共創・社会実装モデル
共創、継続のサイクル
  • Future Center(仮説の共創)
  • Innovation Center(プロトタイプの共創)
  • Living Lab(社会実装モデルの共創)
  • 継続のサイクルの共創

プロジェクト

PHR活用シナリオ、モデルの共創

一人ひとりの、社会のWell-beingを実現していくためには、医療、ヘルスケア、その他のデータを適切な形で融合させ、様々な研究を通じてサイエンスに基づく知見を活用した有効なソリューションを継続的に生み出し、発展させていく仕組みの構築が求められています。MIRACLEでは、多様な主体、専門家・実践者との対話と実証フィールドでのプロトタイピングを通じて、PHR(Personal Health Record : 個人の健康・医療・介護に関する情報)活用のビジョン、活用シナリオ、モデルの共創に取り組んでいきます。

データドネーション・プロジェクト

データドネーションとは、将来の誰かのいのちを救うために、個人のPHRデータを寄付し、医療やヘルスケアのイノベーションに活かす、いわばデータの献血制度です。MIRACLEでは、データドネーションのコンセプトの確立、実証実験プロジェクトの推進、普及促進のためのプロモーションを推進しています。

データドネーション(inochiのペイフォワード)

リビングラボ

リビングラボとは多様な関係者が集う場で、実現したい未来のイメージを共有し、関連する知見や技術・ノウハウ、ソリューションを集約し、新たな結合(イノベーション)を構想・実証・実装することによって地域や社会の活性化を推進していくための仕組みです。MIRACLEでは、Open Well-being Innovationの実証フィールドを整備し、各所で行われている仮説づくりや、プロトタイプの作成といったイノベーションのための活動を、実証フィールドに持ち寄り、具体的な課題に向き合いながら実装と検証を進め、新たな知識創造を行っていきます。